2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

熱血教師とサバイバーの卵

http://d.hatena.ne.jp/duchesnea/20050518で高校時代の教師のことでいただいたコメントを機にその教師(Aとします)のことについて考えてみました。

「ロストパラダイス文書」感想

昨日の日記http://d.hatena.ne.jp/duchesnea/20050529で触れた清原なつのの作品集だが、読んでから時間が経過してどんどん体に毒が回ってきた感じ。特に昨日「よその女を村に収着させるためのしつこい強姦、」と記した作品、「ロストパラダイス文書」はもう…

「ロストパラダイス文書」内容についてこちらに追記アリ

http://d.hatena.ne.jp/duchesnea/20050615

清原なつの忘れ物BOX1・2を購入

サボテン姫とイグアナ王子 (清原なつの忘れ物BOX (1))作者: 清原なつの出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2005/05メディア: コミック購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (46件) を見る1の「サボテン姫とイグアナ王子」が問題作ぞろい。 偏差値…

白痴読んでいて興奮

ドストエフスキーさん大好きだ。 なんつったって登場人物が断固空気読まないんだもの。老若男女問わず、こちらが文字を見てるだけでツバが飛んできそうなくらい激しく、しかも生々しく内面をさらけ出すんだけど、ツバ飛ばしっぱなしで哀れにしないで会話とし…

【奴隷道徳】 http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?pg=ref_k.html&col=KO&P0=3&P1=0&P2=14898000 「君主道徳」も含めて、下手に使って人間嫌いを増幅させないようにしたいもんだ。・・・頭がいい人の言葉って、危険だよなあ。

サバイブのこと(4)

仮死状態の高校時代には、ちょっと変則的なサバイブ因子もあった。 担任の教師がガキ大将タイプで、彼は生徒が活き活きしている姿を見ないことには気が休まらない、という私にとっては迷惑な趣味をお持ちのようだったのだ。何か彼にとって問題と思えることが…

重要なこと抜けてる

文章中 『年齢リスク込みで外に出るか、じっと我慢して内面を腐らせるかどっち取る?で私は腐らせるほうを取った』 としたが、これはむろん、私のみの選択肢である。自我を保つ方法は他にもたくさんあるが、(たとえばいい書物に出会うとか何か教室に通うと…

サバイブのこと(3)

私の高校進学の頃、奴(性虐待加害者で実家の長男)が家に戻ってきた。暴力健在。部屋に鍵がついたので私が接触を受けることはなくなったが、両親が留守のときは部屋の扉をガチャガチャ言わす。両親がいるときは父との格闘か、両親の扉付近でなんかダンダン…

残酷な神が支配する・全17巻 /萩尾望都 感想

この作品は、性虐待についてのフィクションだ。私が虐待のことについて記憶のふた(というか、フィルター)を破ろうともがいていた時期に連載されていた。 ビジュアル的な表現に長けている漫画家さんだけあって、痛みや気づき、開放の糸口が見える瞬間の表現な…

【峙】 [画数]9画 [音訓]ジ・そばだつたいじ ―ぢ 【対▼峙】 (名)スル (1)山などが並んでそびえること。 (2)二つの勢力が向き合ったまま動かないでいること。 「両軍が川を挟んで―する」 じぶん、5月10日の日記を読み返して対峙対峙って使ってんなと思…

海辺のカフカ 感想

海辺のカフカ君は15歳でとんでもない重荷を背負っている。暴力は世の理と言わんばかりだ。彼が背負ったものとは ・級友?に対する暴力 ・レイプ ・殺人 こんな非道を主人公にさせる原動力は ・父親がサディスティック ・母親は生きる屍状態でカフカ君を生み…

世間体や社会の目の存在だけが、凶暴性を抑止するとは思えない。

人の死を願うのこと

私は加害者の死を願っている。とはいえ、よりによって兄や両親のために犯罪者になるつもりはない。 犯罪者といえば、犯罪を犯したりそれを補助したのは兄や両親のほうだが、それを公的に裁くのは困難だ。公的な裁きを速やかに行えるのならば、彼らの死など望…

最近何度か加害者への殺意について考える機会を得たので。