父親から救難信号が届いた。立派な海の幸とともに。(・・・。)
母親が病気だそうだ。が、父の手紙から母の気持ちは見えない。
個別に返事を出すと決め、書き上げたが
インクが切れとる!明日買いに行かなくっちゃ・・・
とりあえず、「諦め」と明記してきた父には、
あなたにはまだ沢山仕事が残っている、まず兄の問題を話そう、と。
母には、どうせならお互い父に言いたい事を言おうぜ、みたいな内容だ。
ううういちいち手が、あと体が震える。
これはきっとチャンスです。
家を解体する。
震えるのは寒波のせいでもあるがね。