興奮ごっこ

興奮と言えば、私は今の家庭(人間は二人しかいないけれど)で、私が些細なモチーフを取っ掛かりに無駄に興奮してヘソオーさんに絡み、ヘソオーさんが困惑する、というシナリオの遊びをよくやる。この遊びでは必ず最後に災難に遭う役のヘソオーさんが「ついていけないヨ!*1」とため息をつく、と言うオチがついて(出来ればドリフ大爆笑のようなオチの音楽がつくとより安心できてよろしい)初めて私は深く満足する。これは、昨日書いた兄の興奮の擬似再演である。

昨日幼少時の兄と自分を比較して「自分は興奮しない性質ではないよなあ、、、」と我ながら理不尽に思っていたが、やっぱり興奮しない性質ではなかったと思う。私は環境によってか内的要因によってかは判らないが、兄並に騒ぎたい、ワガママでウルサイ子供だったのだ。その欲求の多くが便乗されたり上書きされたり奪い取られてあまり表面に出なかっただけだ。そして母好みだったのは「ギチギチに縛られて衝動をあまり表面に出さない奥ゆかしい子供」*2だったというわけだ。このヘンタイ

調べたら昨日の題材のアニメは、私が2歳か3歳くらいの頃の放映だったらしい。どおりで記憶に曜日感覚がないと思った。ただし、見ていたのは地方局だったのでもっと遅れて放送されていたものかもしれないが。

ヘソオーさんとの擬似再演は、「私も騒ぎたかった」という感情を確認する作業だったのだ。

*1:イメージはチャーリーブラウン

*2:さらに突っ込めば「そういう子供の理解者である自分」