練習よ

父による手紙には、母の病状報告と諦めが書いてある。そしてまたしても、許し。
病状は、ヤマ二つのうち一つが終わったところだという。母は命がけだ。私が告白をしてから言葉を失ったままのお母さん*1、私も命がけですよ。
去年の自分の手紙のデータを開いてみたが、「解決策があるなら出してみちゃくれまいか」とこちらが仄めかした事は今回もスルーだ。ハッキリ「兄についての解決策」と書かなかったから通じなかったのだろうか?だからこんどは明記する。
そして今回出てきた「諦め」は、母と私のことを指すのだろう。傷ついていく私たちを止められないという無力感だろうか。諦めてくれてかまわないが*2、それを諦められた側に伝えて一体、どうしたいのだ。。。。そして、一緒に高価なものを送らねばそれを伝えられないのか。本当に、なんということだ。正直、このことが一番参る。これが、現実ですよ。

許しは、絶対に飲み下せない。これはもうここ(ブログ)で散々練習したのでスッと頭に浮かんできた。許しは寝言。

*1:前の手紙も父からのみだった

*2:いや、ウソ。感情的にはそう云いたいが、出す返事には『諦めてもらっちゃ困る』と書く。今の私には解体するという目的があるもの。