そういえば

残虐記で引っ張るのだが。
残虐記には「加害者に恋心を抱く妄想」のようなものもパラレル的に含まれていた。私は加害者である兄に恋心は過去にも今にもいっぺんたりとも持たないが(率直にいってキモチワルイ人だもの)、トラウマが苦しかったとき苦し紛れに「恋心があったら性虐待を納得できて気持ちが楽になるだろうか?」という益体もない考えは起こした事がある。また、ウチの場合は父の支配力が基調にあったので、父の方がそのような妄想の対象になるのかもしれない。父にも恋心を持った事はいっぺんたりともないのだが(暴力的だもの)、父に好かれたいと思った時期はあるのだ。

私の場合、実は母との関係だけが、よくわからなかったりする。恋心を持った憶えはないのだが。