猜疑心、いい言葉、みつけた!

先日、浦島太郎さんの日記http://www2.diary.ne.jp/user/106046/にて

祖父にとって見えない敵も怖いが、周囲の若造達も敵か身方か分からず実体がある分、一層怖いのだつた。その時、少なくとも同じ家にゐる家族(祖父には家族だと分からない時が多かつたが)だけは身方だ、と分からせることが大事なのだ

浦島さんのお祖父様の恐怖は長いフラッシュバックのようだ、と感じた。それに対するご家族の最良の対応が同調であるとのこと、身に覚えがある。続いて

惚け老人だけでなく、精神障碍者も発達障碍者も基本的には同じ対応が必要なのではなからうか。ただし猜疑心が強すぎ、身体的暴力をすぐに振るいがちな性向だと宥める側も参つてしまふだらうが。あと、恋愛対象にされてしまふとこれまた困るわけだが

この一文の、猜疑心という言葉に反応した。(小躍りした)。私は猜疑心がとっても強い。トラウマが体に応えても治療に行かないのは猜疑心ゆえだ。精神科の医者は通常の医者より探すのが大変ではないか、まして田舎の精神科なんてどんな差別に満ちているか知れたものではない、など。(←これほど強く偏見を持っていたのは私が最も治療を必要としていた一昔前の話です念のため。最近の治療は外部からも解り易く選び易くなってきてるようだ)。サバイバー自覚があってからもう一年近く経つのに*1ネットではなくリアル世界でサバイバーの活動になかなかアクセスしないのも猜疑心が強いからだ。猜疑心に救われることもそりゃ沢山あるけれど、自分の猜疑心の強さを知るのは重要な事だろう。

話が変わるけど

題名が神田山陽にほんごであそぼのパクリなのでちょっと調べてみたら山陽さんのサイト発見。http://www.bekkoame.ne.jp/~iwahara/ 近況だけでなく生い立ちが載っていたりとても良い雰囲気。GIFアニメとか置いてあるところがたまらない

*1:ゆるい自覚は一年以上前