失恋?

私が今味わっている気分はとても失恋と似ている気がする。なんに恋していたんだろう。
20歳くらいの頃、サークルは私の心の拠り所で、サークルの人間関係が自分のおかしな、調子の悪い部分(過食したり)を客観視させたり調整してくれているのだと思っていた。(いや、してくれなかったけど。私はお得意の想像力で、そういう自我を自分の中に一つ作ったのだ。)
恋をしていたとしたら私はサークルに恋をしてたのかもなあ。家が欲しかったから、部員を家族に見立てて。
私の真剣な家族遊びが、私一人だけのものだった(片思いだった)って解った。ようやく、この年になって、部員の家族を目の当たりにしたところで。

そしてその失恋の内容ときたら。成長期以降の大人の人恋しさではない、母恋し、のようなものである事に愕然。

こりゃあかんわ!いやいやいけなくないいけなくない。そうやって乗り切ったってこと。架空の母に恋して乗り切ったのよ私は。