収穫

とりあえずルーブル展見てきた。アモルとプシュケという絵が面白かった。半裸のプシュケが座っているところにアモルがキスしてる絵だ。
プシュケのボンヤリぶりがすごく可笑しかった。絶対に愛の語らいに見えない。極め付けにプシュケの頭の上には蝶が舞っていたりして、これは所謂阿呆の漫符では・・・と思い、配偶者に「このチョウ、あほって意味?」と聞いた。どうもそうなのではないかという結論であった。
ひととおり散歩を終えて駅に着くと駅にはでっかいドキンちゃんの絵があった。そのドキンちゃん、口だけ人間で朱色の照りのある口紅していたので度肝を抜かれ、配偶者に「ちょっとあのドキンチャン口が変!」と告げたら結構声がでかかったのか。前にいた青年二人がつられてチラ、チラ、とドキンちゃんを見ていた。私はなにか主張しなければならないときは声が小さい人間なのに、反射神経で喋っているときは結構でかい声だしてるんだな。


調べたら、蝶のモチーフは気まぐれに取り入れられたわけではなくて(やっぱり。)、プシュケには蝶の意味があるんですね。蛹から蝶に変わるところが不死のイメージらしいです、って、これ一度何かの授業で聞いた事あった!今ようやく回線が繫がった。