虐待の記憶(1)

小学校低学年から高学年、までがわたしの直接の性被害期間だ。

中学生のときはは加害者が一時期家から離れていたので接触なかった気がする。
でもずっと隙を狙われていたし、接触事実がどうこうというのは、実は記憶が朦朧としていて、よくわかんないのだった。

高校生のときは、実家に加害者も同居の運びとなったが、家が新築されたので部屋に鍵がついた。
加害者はDVもしていたので両親は自分たちだけが狙われていると思ったらしく、私の部屋には扉一枚・鍵一個だったが、両親の部屋には扉二重・鍵二つだった。
奴が私の部屋の扉を蹴るのは主に両親が留守のときだったからな。性被害のこと両親に言えなかったし。
それにしても当時の自分の装備の軽さに今思い出しても寒々だ。