ケガレ

私は小さい頃から自分は超汚い存在であるというイメージを漠然と持っていた。その自己イメージに絶望しつつ割り切って生きていたので、汚い自分が平気といえば平気だし、平気じゃないといえば平気じゃない。確かなのは、ある時期までは「平気である」と思っていることが生き延びるために必要だったということ。
汚いイメージを反省したのは自分をサバイバーだと自覚するようになってからだ。

汚さを諦めて生活していたので、身体はなんとな〓く卑屈な表現や所作を覚えてしまっている。猫背の癖*1があるし、筋肉の付き方一つ一つを省みているとどうしても過去に「私は醜い、それが標準」と思いながら生活していた自分を突きつけられる。それを直すにはきちんと反省して丁寧に鍛えなおすしかない。

*1:猫背でも骨にはきていないみたいだが。私は骨格がわりと大きくて頑丈なようだ。体格や身長にコンプレックスのあった母親が私の骨には結構なコストをかけて育ててくれたおかげか。