無責任に人を褒めてはいけない

私は自己評価が低いのですぐ人を褒めてしまう。そこから派生したトラブルは数知れない。最悪の例えを出せば*1、女性関係を豪語する上司に「すごいですね」と言った事*2から始まったセク(&パワ)ハラ、とか。

褒める事は"とりあえず"いいことだと思うことは実はよく考えれば大変失礼な癖なのだが、自己評価が低いと自動的に相手を上に扱ってしまい、結果出てくる言葉は褒め言葉ばかりだ。

本当は、実家の父親みたく「とにもかくにも常に褒められている自分」を要求する人は少ないのだ。(自分の子どもからまでね!子どもに教え込んだのはむしろ母だけどね!すばらしきチームプレイ)。父のような人は「常に搾取相手を探している餓鬼」で、相手の自己評価が低いだけで発生したまがい物の評価も喰らい尽くそうとする。

普通はもっと、簡単に褒めない関係が望まれているのだ。ということを忘れないようにしよう。

(私はこの日記の中でもやたらと誰か何かを褒めまくった経験がある。そのすべてが無責任だったとは言わないけれど、やはり褒める精神状態に入ったとたん軽率に走りがちになっていたことは否めない)

*1:あとから補足。もっとひどいのあった、好きになって付き合った人との関係を最終的に隷属関係のようにしたこと。手遅れになってから大騒ぎして関係を絶った。

*2:これもあとから訂正。ウソウソ。女性関係っていうか、犯罪だよ。『戦後の若い頃仲間と一緒に強姦まがいのことをしたもんだ』という話を聞かされて、すごいとか怖いとかボンヤリした答えを固まりつつ返したんだよ。思い出したくなかったけど思い出した。