まだ募集中とありましたのでひょっこり書いてみます。

chimadcさん記事より
http://d.hatena.ne.jp/chimadc/20050501

私の記憶の「つるの恩返し」


ある冬の日に猟師の罠に鶴が一羽かかっていた。
それを見かけた一人の男が美しい鶴を可哀想に思い罠を解いてやった。
ある夜男の家に一人の美しい女の人がやってきて妻になった。
男の暮らし向きがあまりよくないのを知って妻は反物を織ることにした。
その際妻は「織っている私の姿をけして見ないこと」とクギをさした。
妻が仕上げた反物は見事な品で、男は早速それを町に持って行ってみた。
反物が高値で売れて喜ぶ男。男はもっと反物を要求されて帰ってくる。
妻は乞われるままに反物を織るが、織るほどにやつれていく。
男は妻の体が心配(&疑問)になり、機織はもう止めて欲しいが最後に一反だけ仕上げて欲しいと妻に頼む。
それを聞いてまた機織り部屋に篭る妻。なかなか出てこないので心配と好奇心で男は機織中の妻の様子を覗き見してしまう。
すると中には一羽の鶴が自分の羽を材料にして機織りをしていた。鶴は自分の羽を使っているのでボロボロ。
男は一瞬でその鶴=妻が以前助けた鶴であることを理解して嘆く。
そして妻は織りあがった最後の反物を差し出して男に覗き見のことを問いただし、自分が助けられた時に男の妻になりたいという願いを持ちこの家に来たのだと打ち明ける。
男はこれからも家で一緒に暮らせばいいと妻を説得するが鶴の姿になって妻は去っていく。


おしまい
  • 小さい頃から疑問な点:鶴の羽を加工している様子はないのにいきなり機織りってできるのか?
  • 不安な点:私は中学の頃部活(演劇部)で「夕鶴」を題材にしたことがあります。